不動産購入の注意点!②用途地域(住居系)について

こんにちは!ありんく不動産販売です(‘ω’)ノ
桜も綺麗に咲いてすっかり春らしくなりましたね♪春の梅雨が到来中なのでせっかく咲いた桜が散ってしまわないか心配です( ;∀;)
さて、今回は前回のブログで紹介させていただいた用途地域についてより掘り下げてご紹介させて頂こうと思います(^^)
前回のブログでは用途地域が全部で13種類あり、大まかに【住居系】【商業系】【工業系】に振り分けられるとお伝えしましたが、
今回はその中の【住居系】の用途地域8種類についてその名称と特徴をお伝えします!

■住居系
第一種低層住居専用地域
・低層住居の為の地域
・建てられる高さが10mや12m等に制限される
➡都会から離れ、閑静な住環境の中、広い庭がついている一軒家で静かに暮らしたい方などにおススメ!ですが、利便性の高い駅周辺などの都会からは遠ざかるので車は必要です。

第二種低層住居専用地域

・主に低層住居の為の地域
・第一種低層住居専用地域と同様、建てられる高さが10mや12m等に制限される
・床面積150㎡までの店舗を建てられる
➡第一種低層住居専用地域で建築可能な建物に加えてコンビニや飲食店を建てることが可能なので、静かな住環境の中ちょっとしたお店がある住環境と利便性の両方を求めているという方におススメ

第一種中高層住居専用地域

・中高層住宅のための地域
・建物の高さ制限なし
・2階建て以内で床面積500㎡以下の店舗の建築が可能
・幼稚園~大学等の教育施設、病院、図書館、神社、お寺等を建てられる
➡住居は3階建て以上のものでも建てることができるので、大きな商業施設はないけれど、スーパーなどの買い物の利便性を求めていて、そこそこ静かな住環境で分譲マンションの購入を考えている人などにおススメ

第二種中高層住居専用地域

・主に中高層の為の地域
・2階建て以内で床面積1500㎡以下の店舗や事務所を建てられる
➡中規模の商業施設がある、買い物に便利な地域なので、閑静な住宅街で静かに暮らしたいというよりは、生活利便性を重視するという方におススメ

⑤第一準住居地域
・住宅の環境を守るための地域
・3,000㎡までの店舗や事務所、ホテルを建てられる
➡商業施設がより多く立ち並ぶ賑やかな地域なので、駅チカで様々なところへのアクセスがしやすく生活利便性の高さを求める一人暮らしの方などにおススメ

⑥第二種住居地域
・主に住宅の環境を守るための地域
・ボーリング場やスケート場の建築が可能
・床面積1,000㎡以下のパチンコ屋やカラオケボックスを建てられる
➡第一準住居地域より一層にぎやかな地域なので一人暮らしや子供がいない若い夫婦の二人暮らしなどにおススメ

⑦準住居地域
・道路の沿道等において、自動車関連施設などと住居が調和した環境を保護するための地域
・車庫や倉庫、作業場の床面積150㎡以下の自動車修理工場、客席部分200㎡未満の劇場や映画館等を建てられる
➡分譲マンションが多い地域なので分譲マンションを求めている方や、国道などが近くにある為、車移動がメインだという方におススメ

⑧田園住居地域
・都市部における貴重な田園風景とそれがもたらす周辺の良好な低層住宅の環境を守る地域
・小中学校などの教育施設を建てることができる
・図書館や病院、神社、寺などが建てられる
・2階建て以下の農産物直売所、農家レストランを建てることができる
・その地域で生産された農産物を使用する場合は500㎡までのお店、以外は150㎡までのお店を建てることができる
➡農産物直売所などで働く方や、農業をしてみたいという方におススメ
近い将来食糧不足が起こるといわれているので自給自足の経験を積んでおくのも良いですね!

13種類あるうちの8種類が住居系ということでほとんどを占めていますが、ご紹介させていただいた通り、用途地域によって住環境が異なって制限も変わってきます。
用途地域それぞれがどのような制限があってどのような建物を建てることができるのかどうかをしっかりと理解して不動産購入をしましょう(^^)/

ありんく不動産販売(株式会社あLink不動産事業部)は、加古川市/明石市エリアを中心に、土地・建物の購入・売却・リフォームから住宅のローンのご相談までお住まい全般についてお客様のニーズに合わせてお手伝いします!お気軽にご相談くださいませ(^^)/