不動産を購入する際に気をつけること~旧耐震基準と新耐震基準~

こんにちは、ありんく不動産販売です!
地震大国日本ではヒトの体に感じる地震が年間1000回~2000回も発生しています。
そして関西圏は活断層が密集していて、南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくないというような状態です。
2011年に発生した東日本大震災では12万戸以上の建物が倒壊しています。
だからこそ、大地震が起きても被害を最小限に抑えるためにも、購入しようとしているその建物の耐震性が高いのかどうか不動産を購入する際に気を付けたいですね!
築年数が経っているけれど、安価で好立地にある中古マンションや中古戸建など魅力的な物件は数多く存在しますが、築年数が経ている物件の中には1981年6月以前に建てられた旧耐震基準で建てられたものも多く存在しています。
そんな旧耐震物件の何がいけないのかというと、旧耐震物件は震度5程度の地震でも倒壊しないことを基準に置いていた為、震度5以上の地震が発生した場合の事を想定せずに建てられています。そういった物件は震度6以上の大地震が発生した場合倒壊してしまう可能性が高く危険です。
逆に新耐震基準によって建てられた物件は、震度5で建物は軽いヒビ割れ程度で大きく損傷しないレベル、震度6~7程度の地震でも建物の損傷はほとんどなく倒壊してしまわないと、旧耐震基準とは大きく異なります。
それでも金銭面で見ると旧耐震物件は安価で魅力的に感じるという方も多いと思います。しかし、旧耐震物件にはそれに伴うリスクがあるのでそれを十分に理解して購入するようにしなければ購入してから後悔してしまう事もあります。
購入金額が安くても、修繕積立金が高額だったり保険の割り増し費用が必要になったりする場合もあるので、長い目で見ると値段は高くても耐震性が高い、新耐震基準で建てられた物件を購入する方が良いですね(‘ω’)
しかし、リスクを十分理解し、購入時の金額が安くて好立地に建っていることを重視される方には旧耐震物件を購入されるのもいいと思います。
旧耐震基準で建てられた物件なのか確認するには、建築確認日を確認するようにしましょう!
建築確認日が1981年6月1日以前である場合はその建物は旧耐震基準で建てられた物件です。
中古マンションや中古戸建などの物件を購入しようと検討されていらっしゃる場合は必ず確認するようにしましょう!

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